じじのネイル史をベースジェルと振り返る回。

皆様こんにちは、こんばんは。
じじです。

Photo by Maria Lupan on Unsplash

気づけば、もうネイリストとして
勝手に独立して、20年近くの歳月が流れました。

その間、材料のテクノロジー(?)は日々変化し
材料、技術も刻々変化しています。
様々な製品を使い
講習へ通い
巷のショップを覗き
やはり思うことは・・・

アクリルとマニキュアの時代は終わったな・・・という事。
※アクリルとマニキュアは、今もお好みにより使われていますケド。

ジェルネイルをサロンでもセルフでもされている方は
恐らくご存じと思いますが
2018年の夏ごろネイルパートナーさんで販売されていた
いくつかのメーカーが自主回収&販売終了となりました。

ワタクシがそのころ主に使用していたのが
ドンピシャ回収対象となった、エース・ラピでしたもので
その用途に代わるジェルを探す、というきっかけを得て

その後数年
様々なベース&ジェルメーカーワンダラーとなりました。

私は元々、実験を得た上で、ではありますが
多メーカーのアイテムを「イイとこ取り」すべく
重ねて使っちゃうタイプのネイリストなので
そういう点では、焦るほどではなかったのですが・・・

ベースがね・・・秀逸でしたよね。エース。(残念すぎ。)

基本、水仕事(家事)を毎日する方には
メーカーや仕様により取れやすいベースって多いのかなと思っておりました所

エースのノンズというベースは、出て間もなかったけど
うすい爪や反り爪の方、水仕事の多い方にとーてもモチが良かったんです。
それでいて、オフもしやすいという、まさに神ベース。

難を言えば、あのちょっと刺激を感じる匂い。
あれがダメなお客様もおられました。

そこで見つけたのが、パラジェルExという商品。

そのエースのノンズとちょっと似たお匂い(笑)
匂いが似ているという事は、成分も似ているのですよね。
導入して使用してみましたところ、まあ、取れない取れない。
むしろ、オフしても取れない有り様ですので
これはつける時の工夫が必要でした。
(商品概要でも、水仕事の多い方向けのジェルということでした。)

ノンサンディングという事は、爪を傷めない印象もありますが
続けてジェルをされる方は、フィルイン
(ついているジェルを残して爪の根本だけを補正)でない以上
オフの時に全く爪が傷つかないことはないと思うんです。
だから、余計に取れにくい・・・。

ちなみに時は過ぎまして(笑)
現在は、グレースジェルさんを一式使用させて頂いております。
グレースさんは費用対効果抜群のジェルメーカーさんだと思います。
お安いのに、プライマーと合わせたら、めちゃもち良し。

よりソフトな仕様でして
言ったら凄く取れやすい、手汗のでるタイプの方なんかでも使えてしまふであろう
高価ながら素晴らしい商品ですもので、保険として?いつも置いてみてます。
難点は、他のメーカーのカラーをはじきます。
超、塗りずらいのでそこだけは、注意。。。

結論、取れにくすぎるベースジェル達の対策として
今現在の技術で使用している方法は

ボトリングネイル
(楽天にて販売の自爪用のトリートメントベースマニキュア)

あるいは

アンドネイル ボタニカルクリアコート
(同じく楽天にて販売の自爪用のトリートメントベースマニキュア)

 

自爪用のベースコートをプレパレーション後
プライマーを塗布する前に
自爪中央にぽっちり乗せて乾かしてから
次の工程に進むというやり方。
※ボトリング→プライマー→ベースジェル

そして、それでもどうしても自爪傷めたくないヨー・・・という方には。
私には使いこなせなかったのですが・・・
シャイニージェルのパワーベース(ノンサンディング)というベース・・・

このベースはオフが超簡単なため
爪が本当に痛まないので

ノンサンディングの意味があるベースと思えます。
自爪重視の方には良いのかなと思います。

ただし、大変オフのしやすいベースではありますが
ちょっと普通にしてても、ポロリと取れやすい、です。
そこを上手くコントロールできず
私には使いこなせませんでした。

メーカーの資材説明を聞いて使ったのですが
付け方も特殊でして、ベースをかなり盛ってつけるので
まず、トップまでの厚さのコントロールが難しくなるという事。
厚みをベースでつけて、カラー、トップと行きますので

ストーンをつけたりなどした後
既に結構厚いやん、どうする?と・・・私なら思います。
すると、アートの自由度が下がりますからね。

ただ、そのセットトップとなる、クリスタルトップという商品は

ガスパーマブルシステム(硬化後も空気透過するよ、っちゅうやつ)
カルジェル以外では聞いたことのないであるにも関わらず
エタノールでもアセトンでも未硬化ジェルを拭き取れるという優れものでした。
柔軟性があり、仕上がりの艶もキレイでした。
とても柔らかめで使いやすいトップです。

アセトンなどでも拭き取っても艶が出るため
冬場、革製の手袋などでジェル表面が黒く汚れてしまう方などには
良いのではないかと思いました。

メーカーもベースも目的に合わせて変えられるのがいいのでは、と思います。

そういった事を追及されている
ともさんという元ネイリストさんがおられまして
彼女のサイトからは、ベースジェルを選ぶ際に、とても参考にさせて頂きました。

ジェルって、メーカーに相性がありまして
うわ、ベースとカラーの相性悪い!とか全然あります。
(例えば、前述したパラクリアは他メーカーのカラーのほとんどをはじきます。)

また、メーカー同士を組み合わせてしまえば
お客様からクレームを頂いた際
どこか悪かったかなどが分からないまま
各メーカーさんへの問い合わせはできません。

そこは、施術者として
自分がどう考えるか、だとと思います。
あとは、納得のいくまで
色々試してみるしかないのかなと思います。。。

しかし、日々進化増殖しているジェルネイルメーカーと商品達・・・
私なぞは、ぷかぷかと、大海をさまようが如くですが
流行りの方向は、人類の進化と信じ
お勉強と情報収集は欠かさないようにしよ。

まあ、好きだから追いかけちゃうんですけど☆

じじ

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